重岡くんの一万字を読んで

重岡くんの一万字を読み終えてまず思ったことは、この人を好きになってよかったなあということ。ずっと追いかけていきたいアイドルだと思わせてくれる。
せっかくなので感想をまとめたいと思ったけれど言葉が全くまとまらないので、インタビューの中で印象的だった部分を並べてみます。

 

「俺は個人としてじゃない、グループとして売れたかったんです。~だから情やないんですよ、全然。3人が絶対必要やって思ったのは」

4から7への経緯を後追いでしか知らない私はなんだか素敵な友情ストーリーだなと思うところがあって。何というか、長年共に歩んできた仲間と一緒にいたいって思いが重岡くんを突き動かしていたのかな、と。でも誰よりも強く7人に拘っていたと言われる重岡くんが情ではなく売れるために3人を必要だと思っていたこと知り、本当に仕事として真面目にアイドルとして、グループとしてのあり方を考えているんだなあと感じました。職業アイドルとして常に上を目指している、信頼できる姿だなあと。後にある7WESTの路線、進むべき道の話からも、重岡くんが一人のアイドルとしてだけではなく常にグループ全体の事を考えて行動しているんだとわかり、だからこそ他のメンバーから重岡くんが一番7人に拘っていると言われるのかなあとも思いました。
勿論大前提として長年共に高め合ってきた仲間への思いが沢山あったからこそ、誰よりも仲間の魅力を知っていたからこそ、3人が必要だと思ったんだよね。

 

「(悩んでた期間にやめたいとは)1回も思わなかったです。1回も。絶対、やめないって思ってましたから。」

正直なところ重岡くんは所謂エリート(という言い方が良い表現ではないかもしれませんが。)ではないと思うので、それこそ見えない努力を積み重ねて今があるのだと思うのですが、その積み重ねの中で一度も折れたことが無いなんて、本当に強くて逞しい人だと思います。それに、実はあの時…と話されると、そうなんだねあの頃しんどかったんだねって思う反面、あぁあの頃後ろ向きだったんだなあと寂しくもなるので、こうやってはっきりと言葉にしてくれてとても安心します。人生を捧げてアイドルであり続ける彼をとても頼もしく思う。いつも前を向いてそこにいてくれてありがとう。

 

これだけ重岡くんが好きだ~と思えた一万字。でもやっぱり、いちばん芯の部分には触れられていない気がして。この人の全てを知ることは到底無理なのかなともまた思いました。
ここで語られたことは全て真実かもしれないし、もしかしたら嘘があるかもしれない。まだ語られていないこともきっと沢山ある。でもそれでもいい。重岡くんが語る今が私には全てで、そこから自分勝手にアイドル重岡くんを創り上げていくんです。そうやって創り上げられた沢山のアイドル重岡くんを重岡くん自身も受け止めて、考えて、そうして彼はステージの真ん中に立ち続けてくれる人だと思います。そんな彼を信頼しているし、これからも応援したいと素直に思える一万字でした。
数年後にあの時実はこうだった、なんて語られていない真実が語られる日がくるのかもしれない。その時にまたその言葉から身勝手な想像をする一ファンでいたいです。